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Instagramで失敗しない!SNS運用前の重要事項
SNSを運用する際には運用目的を明確に!
アカウントを設立したがその後の運用方法がイマイチわからない…投稿しているが閲覧数、いいねが少ない…といった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回の記事では特に人気の高いSNS、Instagramを運用していくにあたっての ポイントとなる基本事項をまとめております。
ユーザー行動の流れを整理する
運用の目的を考えるにあたり、まずはInstagramのユーザーの行動経路を把握し、それぞれの行動がどういった意味を持つのかを理解しておくことで、運営方針を決定し改善をすることが出来ます。Instagramの投稿をした後、「インサイトを見る」から対象の投稿に対してユーザーが何人くらい見てくれたか、どのような行動をとったか、を解析することが出来ます。
STEP1 リーチ:投稿を目にする
一人のユーザーがあなたの投稿を目にした回数は「リーチ数」と呼ばれ、投稿が何人のユーザーに閲覧されたかを示す指標です。同じユーザーが複数回投稿を閲覧した場合でも、リーチ数は変動しません。
STEP2 インラクション:投稿を見て興味を持つ
投稿に対してユーザーが反応したいいねやコメント、保存するなどのアクションは「インタラクション」と呼ばれ、このアクションを起こすユーザーはリーチを通して高い関心を得たユーザーと言えます。
STEP3 プロフィールのアクティビティ:ほかの投稿も見たいと思う(アカウントへの関心)
「プロフィールアクセス数」と呼ばれ、ユーザーがInstagramのアカウントのプロフィール画面を開いた回数を示す数値です。
STEP4商品やサービスについてもっと知りたいと感じる
アカウントのプロフィール欄に表示されているURLがクリックされた回数は「リンククリック数」という数値で確認できます。Instagramを見て商品を買ってもらう、ということを目標にする場合、この数値が成果達成に重要な指標になることも多いのではないでしょうか。
STEP5 フォロー:投稿を継続的に見たいと感じる
「フォロワー数」 特定のSNSアカウントをフォローし、そのアカウントの投稿を自分のフィードで見ることができるユーザーです。
リーチ数やエンゲージメント数などはInstagramでプロアカウントに設定することで見ることができます。
しかし実際のところはSTEP1~STEP5までが順調にいくとは限りません。消費者の行動として、投稿は見たけれど特にリアクションは起こさない、投稿が気にいったので後で見返せるように保存(見返さない場合もある)、フォローはしているが購入までには至っていない。という方が多いのではないでしょうか。
そこで運用目的を考え目標と手段を明確にして、分析を繰り返し行うSNS運用をしていくことが重要です。
Instagramの運用目的を考える
SNSを運用する目的は様々です。運用目的が違えば、SNS内で投稿する内容や施策は全くと言っていいほど異なります。ここでは目標となる3つのKGIに分けてそれに向けたKPI、施策を挙げております。
※KGI(Key Goal Indicator)とは、企業や組織がビジネスにおいて最終的に達成したい目標を数値で定めた指標
※KPI:Key Performance Indicator(キー・パフォーマンス・インディケーター)」の略で、目標の達成に向けてプロセスが適切に実行されているかどうかを計測する重要な指標。
①KGI:認知獲得/KPI:リーチ数
施策:プレゼントキャンペーン
3名様に○○をプレゼント!といったプレゼントキャンペーンをかけることは効果的です。短い期間で多くのリーチ数増加が期待できます。フォローで参加できるプレゼントキャンペーン施策はフォロワーを短期間で増やすのに効果的です。ただ注意したいのが、例えば食品系のアカウントがコスメをプレゼント!…のように関連性のないものではなく、ギャップをなくしてキャンペーン以外の投稿にも興味を持ってもらえる商品選びが重要です。
②KGI:ファン化/KPI:エンゲージメント数
施策:アクティブコミュニケーション
ユーザーとコミュニケーションを積極的にとることも効果的です。投稿についたコメント/DMに返信をする。インスタライブを行う。ストーリーズで質問機能、投票機能を活用する等を行うことでユーザーは興味を持ち、ファン化へとつながります。フォロワーを巻き込んだ企画はオリジナリティがあり、良い反響を呼びやすいです。Instagram内で出来ることのみではなく、エンドユーザーの声に注目して積極的な働きかけを行いましょう。
③KGI:商品購入、/KPI:リンククリック数
施策:広告運用
SNSは全世界へ情報を共有できるのが特徴ですが、発信した情報を必要としている層はごくわずかです。通常の投稿はフォロワー内+α程度にしか届きませんが、広告はターゲットを絞り込み、フォローの状況に関係なく狙ったターゲット層に届けることが出来るのが特徴です。購入方法、問い合わせ先などが不明、Webサイトへ飛んだ時にInstagramとのギャップが大きい…などが生じると購買意欲は下がってしまいます。Instagramからの導線も整備しましょう。
ターゲット層を明確に
明確にしたいのが「ペルソナ」と呼ばれる商品やサービスを提供する際、主にどのような顧客に向けたものであるか、その具体的な人物像を設定することです。
具体的には年齢/性別/職業/趣味/価値観/1日の過ごし方/業界/役職/年収といった項目を設定します。ペルソナを定めることは下記の観点から重要になります。
- 顧客のニーズを深く理解できる
- スムーズなプロジェクト進行が可能になる
- マーケティング施策の精度が向上する
ペルソナを設定した場合とそうでない場合のマーケティングキャンペーンを比較すると、14%~20%収益が増加する可能性があるとの報告もあります。企業の収益性やマーケティング効率を向上させるためにはペルソナ設定を行いましょう。
ペルソナについて詳しく描いた記事はこちらをご覧ください。

しかしメイン業務もある中SNSを運用していくと手が回らないという意見を多く聞きます。アカウント設立、コンテンツを考える、写真文章の準備をする、ユーザーとのコミュニケーションをとる、トレンドを取り入れる、投稿の分析を行う…等々。当社ではSNS運用代行を行って法人様、個人事業主様のサポートを行っています。
SNS運用代行
SNSマーケティングは現代のマーケティングにおいて重要なキーツールとなりました。うまく活用することで、ブランド認知の向上、消費者との関係構築、売上アップが期待できます。
ただ、その反面炎上のリスクや、プラットフォームごとの特徴やターゲット層に応じた戦略が必要です。インハウスによる運用では手が回らないことが多かったり、競合他社のやっているコンテンツ制作スピードに対応できず埋もれてしまうなどの課題が存在します。
アプライドのSNS運用代行では、取材・撮影・投稿まですべて一貫してご依頼いただけます。
「SNSを運用したいけどリソースがない」とお悩みのお客様や、「SNSのファンづくりをしながら、社内SNSチームに運用のナレッジを定着させたい」というお客様にご好評いただき、200社以上のお客様からご依頼を頂いています。
お悩みの方はぜひ一度アプライドのSNS運用代行へご相談ください。